「ゆいしき」の話をしたので、ついでに「空」も解説しときましょう。
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AとBが関わりあってるから「空」。
AはB抜きで語れない、Bもそう。
これがよく言われる「空」の説明です。
でも、
これは一般向きの浅い説明です。
ほんとは、
前回の「ゆいしき」の投稿で言いましたが、
とらえたものは脳内の感覚(感触、イメージ)です。
なので、いつもとらえた瞬間に脳内のものになってしまうので、
事実の方は厳密な意味ではとらえられない。
その、事実をとらえられないことを「空」というんです。
とらえたものは「脳内」ですからね。
そうやって、とらわれから離れるんですね。
さて、振り返ってみると、
最初に言った、AとBの関係で語る「空」は、
Aととらえ、Bととらえて、
それらが関係してるから、それぞれをとらえちゃだめで…
とずっと「考えて」るでしょ。
AとBの関係
「真実の空」は、
「A」とA単体でとらえること自体にメスを入れます。