2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
仏教にはこんな言葉があります。 「心の主」 それから、 「心の客」 「心の主」は別名「心の王」ともいいます。 心の主人(王様)が、 日々お客さまのお相手をすることは、 あるじとしての大事な役目。 そして、その中でももっとも大事なのは、 そのお客さま…
手を合わせた時に、あなたの心の中に神仏はもういます。 何事のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる。
タネも小さな芽も、生え出したころも、木も大木も、どの段階も完璧だと思います。 ただ、外敵にやられやすい「弱さ」は、ダメと思われやすい。 でも、この「ダメ」は存在がダメなんじゃなく、 やられちゃダメだよの意味のダメだと思うな。 やられちゃダメだ…
長座、有り難うございました。 このお山もとうとう桜が散って来まして、新緑の季節がやって参りました。 ご参拝なさるには気持ちの良い爽やかな時期だなと思います。 えー、宗教というのは、神様や仏様が天の上にいて、 私たち人間の「生き方」を教えてくれ…
(1)無明ゆえに人は自己中心的。 (2)仏教は自己中から離れさせる教え。 (3)自己中を離れるとは、他者への慈愛が湧いてくること。 (4)「空」は「愛」のためです。 (5)「愛」は「共存」のためです。
心は身体の外にも内にも、その中間にも見つからない。 赤でも黒でも白でも黄色でもない。 分けて分けてどんなに探しても、心は見つからない。 そのような自分の心をあるがままに知ること、(如実知自心)が悟りです。 その心は世間のどんな言葉でも表せない…
お山は下から上ってくると、 気温が5度ほど違います。 それで桜の開花も半月ほど遅れまして、 今が満開、いえもう散り始めているのもありますね。 そんな寒いお山ですが、 この時期、こうして護摩の火を焚くと、暖かくなってちょうどいいですね。 (笑い起…
「助けて欲しい時」ってありますよね。 古代、人類はもっと命の危機が多く、医療も今のようではなく、 祈るしか心の安寧は無かったんじゃないでしょうか。 心から助けて欲しいと願ってしまうような場面で、 助けがくるストーリーなんかで泣いてしまいます。 …
言葉と感情が一致すると心に喜びが生まれるのを感じます。 それって当たり前のようですが、振り返って考えてみると、なかなか完全に一致してることって少ないかもしれません。 嬉しかったら嬉しい、悲しかったら悲しい。辛かったら辛い、苦しかったら苦しい…
仏教を学ぶとは、 「何が経典(お経)に書かれているか」を学ぶことではなく、 「何がすべての経典を書かせたか」を学ぶこと。 それは心。 心がすべてのお経を書かせました。 自分の心を知っていくこと、学ぶことが仏教を学ぶことです。 「どれだけ長い修行…
長時間ありがとうございました。 どなたか通訳できる人おられますか? あ、いない? Sorry, japanese only. (外国の人から「ありがとう」の声) えー、 長い間生きてると、色々と辛いことがありますね。 お釈迦さまはこの世の苦しみを「四苦八苦(しくはっ…
昔、新入職員の言葉「僕はダメなんです!」に対して、先輩がその時言ってた感想のことなんだけど、 「最初はダメにきまってんだろ?ダメだから頑張るんだよなあ!?」 って僕に言ってきたのは、なんか目からウロコで腑に落ちたのを今でも覚えてる。
日常のひとつひとつの行いや発言が、ご自身の魂を育てます。 良いことをすれば魂が喜ぶ。悪いことをすれば魂が悲しむ。 そして、今、何をやり何を言うかも、ご自身の魂のあり方が決めます。 人に良くすれば人を良くする魂となり、人の悪口を言えば悪口をいう…