タネも小さな芽も、生え出したころも、木も大木も、どの段階も完璧だと思います。
ただ、外敵にやられやすい「弱さ」は、ダメと思われやすい。
でも、この「ダメ」は存在がダメなんじゃなく、
やられちゃダメだよの意味のダメだと思うな。
やられちゃダメだよって、言い換えると、
あなたは大切な存在だから、やられてしまわないでねってこと。
もともとの意味はそういうことだと思います。
どんなに急いでも、植物の成長スピードはそこまで早まらないし、
上に伸びるもの、横に伸びるもの、様々な個性もある。
早く伸びろって自分や他人を引っ張るとちぎれるだけ。
ちぎられた人は自分は成長できないダメなやつなんだと思って落ち込む。
愛を持って育てるとは、
「自分たちは焦らなくても、ちゃんと成長するようにできている」とわかって、
相手に寄り添って声がけしたり、
見守ったりすることじゃないかな。
どなたさんも、ダメの意味をごっちゃにして、
あなたの存在がダメなんだと思わないでね。