danapati’s blog

お坊さんのブログ

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

味わうこと、おろそかにしていませんか?

僕は感謝しろとは言いません。しろと言われてやったものは偽物になります。 ここに、簡単に瞑想に入る方法があります。 次の食事の時、お口に入れたものを味わってみてください。どんな味がするか集中して感じてみて下さい。 味わいが深くなるはずです 味わ…

人が亡くなったとき

数日前、家族で遊びに来た友人が言ってました。 母が亡くなったとき、どうしたらよいのか分からなくなって、とにかく母が生前唱えてたお経を耳で覚えてたので、ずっとそれを唱えてたと。 普段は宗教なんて何言ってるかわからんと馬鹿にしてたけど、 ほんとに…

しがみつく人

地位や名誉の座にしがみつく人たちは、愛されたくてそうしてる。 ちがう?ちがったら教えて欲しいんだけど、 仕事は頑張ってきたけど、裸の自分に自信がないのかな?と思います。 肩書きがたとえ無くても、目の前の人を愛せば愛し返されるのになぁ。 愛は押…

輝くひと

どんな人でも輝いたら美しい。 どんな人でも輝く自分があるんだ。 ぼくらはそんな自分に出会うために生きてるんだ。 あなたの輝く姿が見たい。 あなたが輝くお手伝いがしたい。

なんかだるい

気圧のせいといわれました。 シャキッとしません。 トイレの回数が多く、呼吸が整いません。 こんなとき、瞑想で問題はなくせるでしょうか? 僕は半々だと思ってます。 瞑想は心を調えることによって身体も調えると思います。 心だけで身体の問題がすべて消…

仏道の奥義を伝えます

今から仏道の極意をいいます。 それは「リラックス」です。 たとえば溺れかけたとき、そして掴むものがないとき、 リラックスすることが大事になります。 もがけば沈み、力めば沈みます。 今の日本では、力むことが最上だと思われています。 しかし、本当に…

あなたのこころの調え方は?

こころを調えよう。 家具調度品が調うのも幸せかもしれない。 でも、モノだけで人は幸せになるわけじゃない。 幸せは結局はこころが感じるものだから、 私は自分のこころを調える。 あなたは何でこころが調いますか? 私はそのために、まずは息から調える。 …

護摩のほのお

火焔は不思議な形で踊る。この宇宙に、その一瞬だけ存在し、二度とない形。 炎だけじゃない。みんなそう。 永劫の宇宙の歴史の中で、ただこの一瞬、宇宙が見せるきらめき。

仏教の真髄をたった40ページで解説

以前に出版していた本を改訂しました。 仏様のちえとは、どういうものかを表現は中学生でも読めるくらい、ごくシンプルに、内容はハードにまとめたものです。 大学や本からだけじゃなくて、お坊さんの先生たちから一対一で習った仏教とは何か?についてまと…

あなたは今の自分と握手できるか?

タイトルは、アンソニー・ロビンズの著書からです。 たった一言でこんなに大切なことを言えるんですね。 思うに、 人間関係って、二人三脚と同じだと思うんです。 ペースってみんな違って、 片方が私のペースで行きたいって思っても、2人の息が合わないと足…

それ、あなたの思い込みですよね?

事実を確認しましたか? ぱっと見で思い込んで、決め込んでいませんか? 事実を共通認識とし、それから話し合いをしましょう。 仏教の基本は事実確認です。 事実確認に始まり、事実確認に終わります。 その姿勢から、妄想と現実が区別されてきます。 確認方…

「観自在」

「自在」 自(みずか)ら在るどんな境遇にあっても主体性を失わず、つねに主人公になっている。 自(おの)ずから在る宇宙(大自然)のはたらきにすべて任せきった自然体。 みずから在り、おのずから在る。 そんな人が自在なひと。 あたま柔らかくいましょ。

考えるな、感じろ、習うより慣れろ

何事も初めは言葉で理解したり、考えてわかったりします。 でも、心で感じず、頭で考えてばかりだと視野が狭くなります。 それは考えるとは狭める性質の言葉を使っているからです。 論理や言葉では表現できないことがあります。 言葉は一面や一部にスポット…

愛の法

心が求めたことをすることで人は心調います。 あなたが良いと思うものでも、相手が求めてないのであれば、 それを押し付けると相手の心を乱してしまいます。 それは愛の法に反することです。

発達段階(仏教から)

弘法大師に、心の発達段階を説明した書物があります。 それをごく簡略にして、行動の指針としてまとめてみました。 実践していくと心のレベルがあがりますよ?😉 用語解説 (空=平常心) (つや玉=心) (曼荼羅=良いことの集まり)

この並びは宇宙でこの一瞬だけ

あなたがたまの連休を使って旅行に出かけるとしよう。 旅は、目的地から目的地へ急ぐことじゃない。 目的地を見て回るだけが旅じゃない。 途中で目にするものも、すべて一期一会。 この宇宙で、一瞬しか、存在しない今。 すべてが。

自分はそんなちっちゃなもんじゃない

おっきな自分になれ これが仏教のいうてること。 スカスカで大きいんじゃあないよ? 細やかに優しくて大きい自分。 それが自分の中に眠ってる。 みんなまだその自分を体験してないから、想像つかないだけ。 なれそうにない? 大丈夫。おっきい宇宙があなたを…

ミスターG

合う合わないってありますよね。 それは多分どうしようもない。 例えは悪いけど、僕も「G」と一緒に暮らしなさいと言われたら、ごめんなさいってなりますもの。 やっぱり、そういうときは住み分けが一番なんでしょうかねえ? 人間関係は三大悩みのうちの一つ…

よっぱらい

お金、異性、地位、賞賛。 人は色んなものに酔って暮らしています。 これらの酔いから覚めて、現実を見つめる人を覚者、目覚めたひとという意味のブッダと呼びます。 酔うのもその時はとても楽しいのですが、死ぬまでずっと酔うことはできないようになってい…

はじめは見えないもの

海の中に石を投げ込み続けて、そのうち小さな島ができる。 できるまでは、周囲からは「何を馬鹿なことをやってるんだ?」と言われます。 ところが小石の山が水面に顔を出して、島になり始めると、初めて周囲にも理解できるようになります。 自分の感性を信じ…

人生いかにご機嫌でいるかが大事

ご機嫌にはご機嫌がくっついてきます。 不機嫌には不機嫌がくっついてきます。 だから、人生はできるだけ、ご機嫌でいるのが大事なんです。 理由がどうであれ、また、あなたを不機嫌にするものがなんであれ、 とにかく自分がご機嫌になる方向に、自ら向かう…

欲って悪いの?

欲があるから、苦しむこともあるけど 欲があったから、幸せになれるってこともある。 たとえば、ちょっと考えてみて欲しいのだけれど、 海で溺れたからといっても、 水によって命が育まれているということもあるから、 水自体に良い悪いがあるわけじゃない。…

おっきな木も、みんなもとはちっちゃなタネ

不器用な手が自分たち。 器用な手が仏さん。 合掌っていうのは、この2つが「一緒」ってこと。 何が一緒なん?って言うとね、 僕らも仏さんも、おんなじ命をいただいてるっていうこと。 春になって、これから色んな草花が芽吹きますが、 大きな大きな木も、…

ななめの器(うつわ)

真正面から受け止めていくのは、勇気も力もいるけど、 斜に構えてたらいいものも悪いものもこぼれていく。 大変なことだから、ゆっくりでいいんだけど、 ここぞ?ってとこは真正面でいきたいなあ。

頭の中の理想

頭の中の相手と付き合っていませんか? 相手自体を見ないと、いつまでもすれ違いがなくなりませんよ。

たとえ、あなたが亡くなっても残るもの

「身は花とともに落ちぬれども、心は香とともに飛ぶ」弘法大師のことば 身体は花が落ちるように土にかえるけれど、その心は香りのように永遠を飛ぶ。 一人のいのちには限りがあるけれど、その人の生き方や心は残された人に受け継がれていく。そうして、故人…

ゆっくりいきましょ

世間のスピードは早くても、 自分たちはゆっくり生きたい。 ビジネスがそれではだめでも、 プライベートは守りたい。 何もかもが一色に染まるよりも、 色とりどりの方が好きです。

エンデのモモ

愛蔵版 モモ 作者:ミヒャエル エンデ 岩波書店 Amazon 今日はお気に入り書籍紹介 児童文学『エンデのモモ』って知ってますか? ひとりの女の子が世界をすくっちゃうんだけど、 その方法が、ただ相手の話を聴くってことなんですよね。 モモは小さな女の子で、…

個を見る

物事は面で見ると、早く処理できる。 点でみると、細やかに対応を変えられる。 面(マニュアル)で見て上手く処理できない時は、点で見る方式に変える。 もともと点の集まりで面の見方を作ったので、 上手く行かない時は点に戻ろうと思う。 これは脳にコスト…

仏教的混ぜるな危険

おはようございます。 罪を作って、それがかえってその人を善い方へ向けさせることがあります。 逆に「善いこと」にこだわって、それがかえって煩悩ということもあります。 何事も本質を見抜くことが大事で、表面にばかりとらわれては、心はいつも波立ちます…