今から仏道の極意をいいます。
それは「リラックス」です。
たとえば溺れかけたとき、そして掴むものがないとき、
リラックスすることが大事になります。
もがけば沈み、力めば沈みます。
今の日本では、力むことが最上だと思われています。
しかし、本当に最上なのは、そこからどんなふうにも変化もできる「リラックス」なんです。
よく言われる「手放す」とは、力んですることではありません。
リラックスすることなんです。
一度、よく考えてみて下さい。
リラックスを怠けてるとか、甘えてるとか、それじゃ足りないとか思っていませんか?
それではいつまでもゴールに到達できません。何にでも対応できるリラックスこそがゴールです。