おはようございます。
罪を作って、それがかえってその人を善い方へ向けさせることがあります。
逆に「善いこと」にこだわって、それがかえって煩悩ということもあります。
何事も本質を見抜くことが大事で、表面にばかりとらわれては、心はいつも波立ちます。
悪平等、善差別という言葉が弘法大師の書いたものの中に出て来ます。
悪い平等もある。善い差別もある。
悪い平等は、一緒にしてはいけないものを一緒にすること。
善い差別は、区別すべきを区別すること。
つまり一言でいうと、まぜるな危険みたいな?
ついつい言葉づらだけに右往左往してしまう、
現代においても考えさせられる言葉だと思います。