danapati’s blog

お坊さんのブログ

マンダラってなあに? 前編

真言宗には、仏様の集合写真みたいな、曼荼羅(マンダラ)という絵があります。

マンダラは、「まだら模様」という言葉の語源とも言われています。

これは、言葉では表しにくい仏の世界を絵にしていますが、

もともとは坐禅をして、自分の心の中にあらわれてきたもの、いわゆる観想の中に出てきたものなんです。

今日はそんなマンダラのごく簡単なところを説明してみましょう。

曼荼羅は大きくわけて、2つあります。

大勢描かれてるマンダラと、少人数のマンダラです。

その大勢のマンダラの中にはまた2つあって「金剛界マンダラ」と「胎蔵マンダラ」と呼びます。

では、金剛界マンダラと胎蔵マンダラ、大勢描かれていますが、今は分かりやすくそれぞれ一言で言ってみます。

金剛界マンダラは「するどさ」。

ほとけの智慧の、あれとこれは違うと、するどく適切に区別する智慧の性質をあらわしてます。

胎蔵マンダラは「包容力」。

ほとけの慈悲の、あれもこれもみんなおいでと、慈悲深く皆を包み込み、新たなほとけを育むちからをあらわしてます。

この「智慧と慈悲」の2つをそなえた人がブッダなので、それを示すため真言宗では2つのマンダラをセットで本堂に掛けるんです。

そして、その大勢の中には、それぞれ色んな功徳やご利益をもった仏様がおられるんですが、

そのどなたかの仏様が活躍するスピンオフ作品が、少ない人数のマンダラなんですよ。

それではまた。

今日も皆さんが幸せとともにありますように。