真言宗、お大師さんの思想を湯川秀樹博士は「上質の欲望」と一言で表現した。
お釈迦さんは目耳鼻舌身意から入ってくる喜びに欲望を持つなと言ったんよね。
真言宗は逆手に取って、それらを使ってそこへ行かそうとする。
思うに、欲望をもたない、じゃなく、
欲望に自分が食い殺されるなってことやと思う。
この上質の欲望を言語化できたらいいけども、そいつは形がないような気もする。
できるのであれば、誰か言語化手伝ってほしいな。
僕の言葉で言えば、もちろん恋は素敵だけど、
最終的には欲より愛へ向かうこと。
上手く言えた時とかすっきりするし、誰かに上手く伝わった時は嬉しい。
反対に上手く言えないともどかしいものだ。
そんな時は何かが胸につかえたように感じる。
考えるな、感じろ!そしてその向こうへ
秋の大台ヶ原から愛を込めて。