大阿闍梨(老僧)が嘆いていました。
本来は中心で拝んでいる導師に大勢の僧侶が合わしていたのに、
今は儀式がこれが正しいのだと、硬直化してしまって、導師がみんなに合わして、慌てて拝むことになってしまっている、と。
昔は今日の導師さんはこのように拝みたいと言ってるので、それでは儀式はこうこうこのようにすればうまいことはまるなと、導師さんと同レベルによく分かってる僧侶が儀式をとりしきっていたのだそう。
簡単に言うと、
オーケストラで指揮者がみんなに合わしてたらどうなるか。
いや、逆でしょってことです。