階段の一段目より十段目の方が、上にあるから偉いでしょうか?
それから、間の段には意味がないでしょうか?
…そんなことはないですよね。
一段目が無いと上に登れないどころか、階段自体が崩れてしまいます。
そういう意味では土台である、一段目が何よりも大事だと言うことにならないでしょうか?
何事でも、はじめの小さな一歩を踏み出すのには大きな大きな勇気がいるものですよね。
お経に、最初が最も難しいからこそ、最も
偉い、尊いと書いてありました。
仏教でいうと、仏や菩薩なんて、遥かに遠いと思うじゃないですか。
でも、みんなこの一歩から始まって、僕らとおんなじに、一歩一歩踏みしめていったなんて素敵じゃないですか。