私たちは日々起こることに一喜一憂し、
意気消沈したり、頭に血を上らせたりして毎日を過ごしますが、
100年後、私たちは誰もいないんですね。
この人生の中では、とても大切なことはたくさんありますが、
「わたし」がいなければ、いったい
どれだけのことが大切なのでしょう。
そう思うと、急になんとも言えない妙な気持ちと変な冷静さに襲われます。
まるで自分自身を外から眺めているような、
不思議な気持ちになります。
寂しいような、嬉しいような不思議な感じ。
問題でいっぱいいっぱいの頭から抜け出して、
静寂さを感じます。