マンダラってね、いろんな役割の仏や菩薩がいるんです。
たとえば、
金剛語菩薩はおしゃべりなのかもしれない。
金剛笑菩薩は笑上戸かもしれない。
金剛王菩薩は貫禄があるかもしれない。
金剛牙菩薩は怖そうだ。
金剛法菩薩は実は優しそうな観音さんのこと。
みんなにそれぞれ特徴があって、知っていくと面白い。
それぞれが天から与えられた力を使ってチームを作る。
否定し合うんじゃなく、学び合う。
そんな理想をマンダラは示してくれています。
この仏菩薩はどこか遠くの架空の場所にいるんじゃなくて、
「あなたの心の中にちゃんといますよ」っていうことなんです。
私たちが人生を学ぶ道では、自分の中の仏と出会うこともあれば、鬼と出会うこともあります。
暗い時はもうだめだと思うこともあります。
でも結局は、すべての経験が自分の中の仏との出会いに繋がるのだとしたらどうでしょうか?
だんだんと自分の中の仏を見つけて行きたいですね。
大丈夫です。それはちゃんと約束されてます。