八正道の「正」は、世間で言われる「正しいこと」ではありません。
説明してみましょう。
みんな「自分」って思ってるものが、
自分の記憶を繋ぎ合わせたもので、
その記憶の塊を自分と思って(勘違いして)
怒り、貪り、守り。
その「記憶の塊」から一歩引いて、落ち着いて眺めるのが八正道なんです。
まさしく(真実のまま)見る
まさしく(真実に基づいて)考える
まさしく(真実に基づいて)語る
これでもいいかもしれません。
「記憶の塊」を見てる間、人は夢を見ているようなものです。
その夢から覚めた人をブッダと言います。
覚る(さとる)とは、簡単に言うと目覚めることなんですよ。