人は得てして失ってから学ぶものといいます。
親、健康、大切なひと。
失敗から学ぶ、そういう時、人は深く学ぶので、それ自体はおおいに結構なことですが、
失ってしまうと、それがまだあったときに戻りたいものだなと思うときがありますよね。
きっとタイムマシンがあったらと思ったことがある人は僕だけではないんじゃないと思います。
学ぶといえば、
聞く、考える、修行するという仏教の基本的な学びの態度があります。
これを「聞・思・修」といいます。
最初は教えを聞き、それについてよく考え理解し、そして実践していく。
この中、教えを聞くことで、
潜在意識に仏の清浄な種が増えていき、
逆に汚染された種が減っていくというんです。
また、真言宗に伝えられる曼荼羅を一眼見ると、見た人の心の底が浄化され、仏の種が植えられると言われます。
僕は仏の種の芽が出るのが楽しみです。
大事に自他の仏の種を育てて行きたいです。