danapati’s blog

お坊さんのブログ

懺悔(さんげ)によって起こる良いこと 後編

こんにちは。

皆さん、忙しい日常、お疲れ様です。

それでは、「ごめんなさい」と、こころに口に、唱えることで起こる良いこと、後編です。

前回のおさらいをすると、

実は気になっているあれこれに対し、「ごめんなさい」と、懺悔(さんげ)すると、

こころの「しこり」は浄化され、心身が朗らかになってきて、

あなたの幸福感は増し、感謝にあふれてくるということでした。

今日は残りの「ありがとう」、感謝について書いてみます。

「ごめんなさい」と唱えることで、

向き合えなかった罪悪感に向き合っていくことになります。

そのとき、もし自分を許せなくて苦しくなっても、仏さまはあなたを許してくれています。

仏さまはすべての人の成長を願ってくれています。

罪を責めて誰かをつぶすようなことは願っていません。

あなたがたとえ、罪悪感が大きくて自分を許せなくても、

仏さまはすべての人の成長を願ってくれているので、

あなたが自分を許し、さらに幸福になっていくように力添えをしてくれています。

こうして、仏さまの力も借りて、本当の気持ちに向き合っていくと、

目を背けるために虚勢をはっていた「緊張」が取れてきます。

その「りきみ」はあなたを縛ってきましたが、

懺悔を繰り返していくと、縛りが解け、

本来のあなたに戻ってきます。

本来の自分を生きれる時、人は幸福感を感じ、それは感謝を生みます。

感謝はさらなる幸福感を生み出すので、

ここから「正」のスパイラルに入っていくことになります。

まとめます。

「ごめんなさい」

「目を背けていたことに向き合えた」

「りきみが取れ楽になる」

「幸福感が起こる」

「感謝が湧いてくる」

「幸福感」

「感謝」