danapati’s blog

お坊さんのブログ

瞑想への入り方4

3からのつづき。

まず、自分への慈悲が注がれていることを観ます。

それは以下のようです。

すべてがわたしに語りかけて来ている。

さとれよ、さとれよと人生の出来事やものごとすべてがあなたに語りかけてきます。

すべては仏で、慈悲でわたしたちに語ってくれています。

この仏の慈悲を受け止める智慧を磨くのが密教独自の瞑想である観想(かんそう)です。

仏さんのイメージ(想)を通して、智慧と慈悲を頂きます。

そして、一切衆生(みんな)を仏だと慈悲を持って見ていきます。