今日は日頃ご相談を受けている方のご親族が亡くなられたとの連絡を受けました。
原因は、自ら、ということでした。
家も買ったばかりで収入も多く、本人の気持ち、理由は誰にも分かりませんでした。
ご遺族のご心痛は、想像するにあまりあるものがあります。
人はどうしても、いずれは亡くなります。
しかし、様々な生の苦しみに疲れ、心折れ、寿命が尽きるのを待たずして、亡くなる方がいます。
その方は日頃、とても明るい方だったとのことです。
しかし、誰にも言えないお悩みをかかえて苦しんでいたのではないでしょうか?
もし、その方が早めに誰かに弱音を吐けていたらと思わずにはいられません。
明るくなければ、元気でなければならないと思っていたのかもしれません。
そうして、本当の自分から離れ続けて生きて、人生は我慢の連続でしかないと思われたのでしょうか?
私が何を言いたいかというと、日頃から気持ちを吐き出すことはとても大切なのだということです。
マイナスな言葉は、受け止めにくく、聞いてくれる人を選ぶかもしれません。
でも、だからこそ、そういう言葉が出てくる人ほど助けを必要としているのだと思います。
いったいどうすればよいのでしょうか…
私はまずはとにかく読経し勉強し修行して、亡くなられた方への回向とさせて頂こうと思います。