人生の大きな事件、病気、喪失などに遭遇して、
自分の「外側」に築き上げてきたものがその事件に何の役にも立たず、
結局、自分自身のみと向き合わなければならなくなる。
宗教の本質とは、そんな
自分が丸裸になったときの大きなショックを和らげる準備。
その事件のあと、人は生きる意味、自分とは何なのか、生命とは?
自分はどうしたいのか。どうして行きたいのか。どう生きたいのか。
こういったことに取り組まざるを得なくなる。
忙しいとそんなことと思うかもしれないけど、
誰にも等しく丸裸になる時は、どうしてもくるんです。