僕がやっていること、
話を聞くこと。
安心感をつくること。
どんな価値があるか?
トラウマの「治療」に使われる技法がまさにそれなんです。
(ベトナム戦争からの帰還兵などを癒すため、仏教などを取り入れてアメリカで作られたSEという技法)
トラウマを抱えた人は、
過去の極度のトラウマにより起こってくる種々の身体の硬さ、心の緊張からくる極端な言動など、本人は自分の性格の問題だと思って苦しみつづけています。
トラウマというと、世間では比較的軽い意味で使われることもありますが、ここでいうのは本来の意味、死ぬような目にあった場合にずっと後を引く問題を指します。
これはそんな社会生活上の大きな問題を抱えている人にしか分からないことかと思うんですが、
話を聞くこと。
安心感をつくること。
これらは甘やかすとか、遊んでいるという類いのものではないんです。
それに身体感覚に注意を向けるということをして、
瞑想的に今は問題は起きてないことを知ることによって、
大きなトラウマは、身体の震えなどとして、溜まっていた大きな緊張感は解消されます。
そうして、人は徐々に本来持っていた回復力により助かるんです。
詳しくはソマティック・エクスペリエンスで調べてみてくださいね。