danapati’s blog

お坊さんのブログ

世の中には二種類の人間がいる。

それは俺と俺以外、

ではありません。

お通じが出来ている人と、

出来ていない人です。

心のお通じのことです。

心に吐き出していないことがいっぱい溜まっている人。

そういう状態の人は、

ありがとうと感謝の言葉を言ったり、

人のアドバイスを受け入れたりする前に、

ほんとは、溜まっているものを吐き出さなければならないんです。

噴火寸前といいましょうか。

それはどんな人でも同じ。

人はみんな同じ。

お通じしてなければ、みんな噴火寸前になります。

身体のお通じで考えれば分かると思いますが、お通じ無しで生きれる人など、この世にはいません。

心も身体とおなじ。

心のお通じの仕方は、

誰かに打ち明けること。

サイコパスなどの先天的なのはわかりませんが、)

根っからの悪い人などいません。

お通じができてなくて、毒素が出ている人なんです。

毒を溜めてない人がいい人なんです。

ですから、あなたは出すのがいいといっても、

それを人に移してはいけないんです。

どこまでも毒は連鎖しますから、

出し方は工夫しなければなりません。

辛いから辛いと言う。

辛いから怒るのではなく。

それを、

ただ、聞いてもらうこと。

ただ聞いてくれる人(貴重です)。

ジャッジ、アドバイスは相手に、出しかけたものを呑み込ませることなんですね。

吐き出すこと、打ち明けること、

懺悔し、祈り、念じること、

身体の内から、心の内から出すこと。

それが終わってから、

また、善いものを入れること。

心を洗うこと。

これが、神に通じる生き方です。